60代からのピアノ〜認知症予防へ〜

ピアノは本当に脳にいいの?母の認知症予防の為にピアノの先生である筆者がピアノを教えている母の記録です。

2016-01-01から1年間の記事一覧

16分音符のリズム打ち

16分音符ってこれです。 「タタタタ」っていうの。速いの。 これが、うちの幸子さんは本当に苦手でいまだに苦手。 私はこういう速い音符(連符という)の時は言葉にあてはめてやることにしている。 4つあるから「しろくま」 「しろくま」で一拍。 「しろ…

両手のリズム打ち

リズムも少し進んでくると、両手になってくる。 幸子は片手で「たんたん」やってるうちは余裕の表情でやっているが、初めて両手になったとき 「あっらーー」 と言った。 こんな感じで、2拍目が左手1回に対し、右手は2回。これが出来たら4回ほど繰り返す…

老眼と楽譜

もうね、いつも思う。 大きくて、子供用じゃない、超初心者用の楽譜ないかなーって。 こういうやつ。 横長で、中身が二段しかない大きく印字されている楽譜。 「こどもの」とか、うさちゃんとかにゃんにゃんとかつかないやつ。 私は最高齢90代の方までレッ…

衝突

今でこそ全くといっていいほど無くなったが、最初の頃はぶつかることがあった。 幸子の入門書にはバイエルを使った。 私が幼少期に使っていたものである。 ↓これ。かなりの年代物 当然レッスンなんだから注意とか、アドバイスとかあるわけでそれを楽譜に書き…

はじめての聴音

「聴音」ってなに? と思う方もおられるだろう。 読んで字の如くまさに「音を聴く」ということである。しかも音楽の場合における聴音は「聴き取る」ことである。 例えば先生が「かえるのうた」を弾いたとしたらそれを自分で5線紙に書く訳である。 こんな感…

初めてのリズム打ち

私はピアノをやり始める時期が遅い人ほど本当はソルフェージュが必要なんじゃないかと思っている。 ソルフェージュとはピアノだけじゃなく「音楽全般の基礎力」を養うものである。細かい項目は沢山あるのだが、とりあえずうちの幸子に必要なのは次の2つ。 …

幸子、初めて椅子に座る

うちの幸子(72歳)は背がとても小さい。 ピアノの椅子に座ってみると足が届かなかった。 「あらー、届かない!」 とかいって足をブラブラさせるので(子供か)、足台使用。 次にピアノの鍵盤を押し下げてみる。ドレミファソとかはわかるよね?鍵盤では場…

ご挨拶

はじめまして ピアノ講師歴20年のぴちちと申します。 このブログは60代からピアノを始めた(多分65歳くらい)本人のブログではなく、その娘でもありピアノ講師でもある私が母・幸子(さちこ)の記録の為に書くブログです。 うちの幸子は現在72歳。母…