60代からのピアノ〜認知症予防へ〜

ピアノは本当に脳にいいの?母の認知症予防の為にピアノの先生である筆者がピアノを教えている母の記録です。

6/21(水)のレッスン

今日もバーナムから。
前回と同じ課題だが長さがきちんと取れており合格。
リピートする時も遅れていない。
よくできたと思う。

で、次の課題

特に難しいところはないがまさかとは思うが念のため言ってみた。

「勝手に伸ばしたり休んだりしたらダメだからね?」

「え?ダメなの?」

「だめだよ。どこにも休符もないし伸ばす音符もないでしょう?」

「ずっと休憩ないってこと?」

「最後までずっとないよ」

「あらー!ずっと休憩なしかい」

なぜ休憩あると思うのかな。
というより、そもそも休符も長い音符も休憩ではないんだけどな。

ん。まあいいか。ちゃんと伝えたし。

次2曲目
グルリット。前回と同じ曲。
前半は悪くないのだが

ここの部分になると左手のリズムがうまく取れない。本人も気持ち悪そう。
左手が
”ソーソ”
となっているが、同じ音が続くのが苦手である。

2回目のソを弾くときに1回目のソの音を離すタイミングがわからないらしい。

この悩みは実は子供にはないのだが、大人の初心者さんに多い。

どうやら次に同じ音を弾く場合に、一度手を離す事になるわけだが、その離している時間分、音符の長さが短くなるのでそこで迷いがでるらしい。

大原則として、次の音が遅れないようにする事なので「次の音が絶対遅れないタイミングで離せばよい」

と、なるわけだがそれが出来ないから困るわけだ。だから「離すタイミング」を具体的にハッキリと教える事にしている。


次、音程の宿題

ブラヴォー👏
100点。

二度の音程問題の時にどちらの音に臨時記号がついてるのかをよく間違っていたのだが、それがグッと減った。

次、聴音の前のウォーミングアップ。
ドレミレド
レミファミレ
などはだいぶ耳も慣れてスムーズに行くようになったが
「ファレソミファ」
で苦戦。
なので、この音列を次の聴音で使うことにした。

今日の聴音

1問目で先程のファレソミファを取り入れる。しかし、全く気がついていない様子。そう簡単にはいかなかった。

2問目は1、2小節目のリズムが取れない。なので、点線を入れて4つに区切る。

このように拍の部屋を作ってあげるととてもわかりやすくなる。
ここがクリアできたら後はスムーズ。

最後のリズムは1問で終わり。
毎回2問やるのだが、なぜか今日は1問で勝手に席を立ったのでこれで終りにすることにした。

今日は約40分のレッスンでした。