リズムも少し進んでくると、両手になってくる。
幸子は片手で「たんたん」やってるうちは余裕の表情でやっているが、初めて両手になったとき
「あっらーー」
と言った。
こんな感じで、2拍目が左手1回に対し、右手は2回。これが出来たら4回ほど繰り返す。最初は絶対できないので、私が合わせ鏡のように対象に一緒に叩く。そうするとつられてそのうち出来るようになってくる。
で、そのうち自分が「どっちの手が何回打ってるのかわからない」という状態になってくる。そうなったら最初はそれですぐおしまい。また次週やることにする。
意外と左手の四分音符の速さを保つのは難しい。これはやってみないと実感はわかないだろう。どうしても速い方のリズムにつられてしまうものである。